ベーシックカラーほどベースカラーを意識して使いましょう!

近藤智美公式ブログ・ベーシックカラーほどベースカラーを意識して使いましょう!

こんにちは。マジカルカラーリストの近藤智美です。

カラー診断をする際に、イエローベースかブルーベースかの2タイプに、まずは大きくわけて診断をします。

2タイプに分けるだけだと、とてもシンプルなので、自分のベースカラーを知っていれば、見分けていくことができます。

「自分に似合う色」というと、ついついピンク、オレンジ、青など、さし色になるような色を想像しがちですが、こればかりではコーディネートが成り立ちません。

特にコート、ジャッケット、スーツなど、大きな面積を使うお洋服の場合は「ベーシックカラー」を使うことが多くなります。面積が大きいからこそ「自分に似合う色」かどうかは、重要なポイントとなります。

手持ちの洋服を見ていただくと、ベーシックカラーが大半を占めているのではないでしょうか? 着用頻度の高いベーシックカラーこそ、トレンドをとらえながら、自分に似合うものを選んでコーディネートすることが、ますます重要になってきているといえるでしょうね。

ベーシックカラーとは、日本語でいうと「基調色」のことです。

ベーシックカラーになる色は、
「キャメル」「グレー」「黒」「ブラウン」「ベージュ」「ネイビー」のような色です。
それをベースで分けると、
イエローベースの人は
「キャメル」「ブラウン」「ベージュ」がお似合いです。
ブルーベースの人は
「グレー」「黒」「ネイビー」がお似合いです。

またメイクも同じようなことがいえます。
イエローベースの人は「オレンジ系」がお似合いですし、ブルーベースの人は「桜色系」「ローズ系」がお似合いです。

パーソナルカラー4種類の見極めは難しくても、イエローベース・ブルーベースならば、比較的簡単に間違いも少なく見極めることができます。

そして、コーディネートするときに覚えておきたいのが、7:2:1の比率です。

コートやスーツなどコーディネートの大部分を示す色を7割、とすると、ブラウスだったり、アウターから除くボトムスだったりを2割、そして、最後に1割をアクセントカラーとして、バッグや帽子、ストールを使うとバランスがよくなりますよ。

来週はクリスマスにいよいよ突入です。おしゃれするときに、この比率をぜひ使ってみてくださいね。

昔、ベースカラーはあったのだろうか?

ところで、ずっと昔にさかのぼって江戸時代のころの色って、どんなだったのでしょうか。

身分制度がはっきりしていて、お百姓さんたち農民は、分不相応な贅沢を禁じられ、奢侈禁止令というものがありました。

農民だけでなくどんな身分であっても、ぜいたくな着物を着てはいけないとされました。

素材は、麻と綿だけ。
色は、茶色、鼠色、藍色しか着用してはならない。

素材だけでなく色まで規制されていたのですね。でも、その規制のおかげで独特の文化を生み出すことができたのです。

江戸の町人たちは、許された地味な色に微妙なこだわりを見出すことで、粋で豊かな服装文化を展開していきました。なんて賢い、というか、与えられているものを十二分に楽しむ姿勢は見習うほどですね。

これがご存じの「四十八茶百鼠」と呼ばれ、華やかな色はないものの、微妙な色調の変化を親しむ美意識を醸成する結果となりました。

四十八茶百鼠では、茶色やグレーに微妙な違いをつけた色のことですが、あれれ? 茶色とグレーですよ!?

茶色とグレーというあたり、江戸時代の人も、ベースカラーという言葉はなかったにせよ、意識的にベースカラーを知っていたのかもしれませんね。

言うまでもなく、茶色はイエローベースですし、グレーはブルーベースの色です。どちらかの色を好んで着る人もいたでしょうね。もしかしたら、年貢をおさめるようなときなどは、自分のベースとは違うベースの色を着て、より目立たないようにしていた人がいるかも・・・、いやなお見合いをもってこられたときも似合わないほうのベースカラーの着物を着て嫌われるようにしていたかも・・・などと、勝手に想像すると、この時代の人々も、色を楽しんでいたようでなかなか興味深いものです。

みなさんも、ベーシックカラーを使いこなして、粋に楽しんでくださいね。


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